EXPERT TECHNIC

Draw4テスター小川裕介

炸裂!サウンドジャーク~解説~

2015-01-28 20.26.38

和歌山の海で見かけるエギンガー達の中で、今はもう珍しくはなくなった。
ジャークと共に乾いた音が海に鳴り響く「サウンドジャーク」。
発祥の地はもちろん紀伊半島の和歌山。
私が所属している和歌山のエギングチーム「SHACRAZY『シャクレイジー』」が産みの親で、そのジャークに魅了させられた内の1人です。

そもそも、サウンドジャークってなんなの? と言う方に簡単に説明します。
発祥の地は和歌山と言うことで、狙いとなるのが和歌山県南紀エリアのナイトエギングで3~4キロを超える「モンスター級」のアオリイカ。
そのターゲットを狙うポイントで重要な要素は「潮通し」と「水深」のあるポイント。
ましてや和歌山の南紀エリアは黒潮の恩恵を受ける場所なので、黒潮の接岸時にはしっかりとした潮が流れます。
そんな状況でエギをシャクれば潮の流れや水圧の抵抗を受けるとエギは自分が思う以上にあまり動いていないものです。
和歌山のエギンガーは元々ハードジャーカーが多かったのですが更にしっかりとエギを動かそう!アピールしよう!その考えで、ロッドの反発力を最大限に引き出した「サウンドジャーク」が有効なのです。

サウンドジャークは「強く!速く!」がテーマですが、そのロッドワークについて説明します。
サウンドジャークをするための最大の特長となる動作が「ロッドを意図的に降り下ろす」と言うことです。
画像を見てもらえれば分かりやすいですがロッドを降り下ろした際に持つ手の肘とグリップエンドの中心同士がぶつかり合ってますよね?
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これが最大のキモでロッドを「強く!速く!」降り下ろす事で最大の反発力が生まれます。
この写真はサウンドジャーク時に最大の反発力が生まれた時なのですが、ロッドがバットからブチ曲がってますね(笑)(笑)
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これはロッドを降り下ろし、グリップエンドと肘がぶつかり合い、竿が元に戻ろうとする反発が生まれ、その後に力強いジャークが繰り出されます。
自分はエギングロッドの中でもトップクラスの硬い竿を使っていますが、慣れとコツ1つで楽にロッドの反発を最大に活かした強烈なジャークが出来ます。

サウンドジャークには数種類の方法があります。
ロッドの降り幅やラインスラッグの調整で2段、3段と言う高速で連発のサウンドジャークが可能です。
ただし一番の基本でベースとなるのが、ロッドの反発とラインスラッグをしっかりと使った1発ジャークです。
と言うのは、サウンドジャークは何より「力強い跳ね上げ」を意識したロッドワークなので、まずこれをマスターして欲しいと思います。
またサウンドジャークで有効な場所は上記で説明した以外に「クサいな」と思える様な時(潮の流れやストラクチャー)に入れてやるのも効果的。
エギンガーの考え1つで使いどころは様々ですね。

サウンドジャークについて最適なタックルですが、7フィート代のショートロッドに、調子は硬めがオススメ。
道糸のPEラインは0.8号以上をオススメ。
それ以下は間違いなく高切れします。
ロッドの調子とラインの太さのトータルバランスが大事です。

最後にですが、このサウンドジャークはあくまで私のスタイルである「超攻撃型スタイル」の一貫であり、自分が思うようエギを動かして抱かせてやる、ようするにエギンガー側から仕掛けていく釣りですね。
そこをネチネチと動かすシャクりでしか釣れない個体も居れば、ガンガンシャクって反応する個体もいます。
私はこのスタイルで楽しんでいますが、皆さんにとってサウンドジャークはテクニックの1つとして、ジャークの引き出しとして覚えて頂ければ、もっとエギングを楽しんで頂けるのではないかと思います。

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2015.08.24 10:44
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